身近なロールモデルの重要性

「ロールモデル」とは、特に若い人たちにとってのお手本となる人物のこと。

自分の目標や夢を追いかけるにあたって、私は特に、自分と境遇が似ていたり、仲が良かったり、地理的に近かったりと、「身近な」ロールモデルが重要であると考えています。

一つ目に、ロールモデルが辿ってきた道筋が、単純に自分が実践する上で参考になるから。

例えば、徳島県から東大を目指している子にとって、同じ徳島や同程度の教育レベルの地域から東大に進学した人はロールモデルとなり、その人がどのように勉強してきたか、どのような心構えでいたかなどは自身の学習を進めるにあたって、自分に効果のありそうな具体例となります。

対して幼い頃から東京の超進学校で育ってきた東大生をロールモデルにしようとしても、環境が異なりすぎて、同じ方法を試すのは難しいかもしれません。

二つ目に、自分の目標の実現可能性を高く見積もれるようになるから。

自分と同じような条件で自分と同じ目標を達成した人が存在すると、それだけで、「もしかしたら自分も適切な手順を踏めば目標に到達できるかも」と、思えるようになります。

親や兄弟、親戚が進学した学校や職業など、なんとなく、「自分もできるかも」、と思っていた経験は誰しもあるのではないでしょうか?

身近なロールモデルの存在は、目標を追うにあたって、具体的にいかに道を切り拓くかということ、そしてどのような心持ちで進んでいくかということに強く関係していると考えられます。

コメントを残す