Brainy Buddyでは、講師を東大生、京大生のみに絞っています。
これはなぜかと言うと、東大、京大の入学試験を突破してきた人たちは、「学習の本質」を自分の中に取り込んでいるからです。
では、学習の本質を理解している、とは何でしょうか。
一つには、ただ単に丸暗記ではなく、学んだことのメカニズム、基礎から応用までを積み上げ式にきちんと理解していること。
何らかの問題を解くとき、例えば、数学の三角関数の問題を解くとき、公式を丸暗記していれば、ある程度の基礎の問題は正解することができます。
しかし、大学入試などでは、意外と、なぜその公式が成り立っているか、という根本的な問題を問われることもあるのです。
そうなると、公式の暗記という付け焼き刃の知識ではどうやってもうまくいきません。
その場凌ぎの解法ばかり使用していると、後で痛い目をみることになってしまう可能性があります(私自身の経験談でもあります…)。
二つ目には、効率よく、効果的に学習する方法を理解している、ということ。
私自身、中学3年生まではずば抜けて勉強ができる方ではありませんでした。
振り返ってみると、無駄な努力をしていたり、逆にやるべきことから目を逸らしていたりしたのです。
例えば、教科書をひたすら読んで勉強した気になったり、問題集を一回だけ解いてその後復習しなかったり、そもそも、自分がなぜ、どこを理解していないのか分析していなかったり。
最難関大学である東大、京大に入るには、そんなことをしていてはいくら時間があっても足りません。
だからこそ、東大生、京大生は限られた時間と体力の中でどうすれば実力を伸ばせるか、そして、自分に足りない部分はどこで、それを補うにはどうすればよいか常に観察しながら学習を進めていくスキルを持ち合わせているのです。
東大だから京大だから偉いとか、人間の本質的に優れているとか、そういうことは全く思いません。
でも、これらの二つの「学習の本質」を理解している東大生、京大生をパートナーとして日々の学習を進めていけば、ご自身の中にも学習の本質というものを育てていける。
そのことにはとても価値があるのではないかと、私は信じています。